第13回香辛料研究会

講演日時：平成10年11月14日（土）
講演会場：大阪市立大学　学術情報総合センター

〜・〜プログラム〜・〜

1) ターメリック(Curcuma longa L.)の組織培養による色素細胞分化誘導について
喜多智子、澤田博（ハウス食品ソマテックセンター）

2) ミョウガ Zingiber mioga に関する研究 (1). 根のステロイド成分について
藤原靖弘、古橋剛、宮本郁子、五十嵐紀子、竹田陽彦、橋本圭二（京都薬大）

3) 新規トウガラシ成分カプシエイト類の構造と安定性
須藤浩三（静岡県立大大学院生活健康科学研究科）
古畑賢二、藤藤智子、渡辺達夫（静岡県立大食品栄養科学部）
矢澤進（京都大学大学院農学研究科）
岩井和夫（神戸女子大学家政学部）

4) 食用及び薬用植物成分の研究（第33報）
マウス肝グルタチオンS-トランスフェラーゼ活性に影響を及ぼすタイムの成分
植田尚美、和田啓、羽賀正信（北海道医療大学薬学部）
阿武尚彦、澤田玄道（日本新薬（株）食品開発研究所）

5) 香辛料の細胞保護作用ならびにガン細胞および細菌増殖阻害作用
金丸芳（徳島大学総合科学部自然システム学科生命科学）

6) カプサイシンの細胞内カルシウムイオン濃度への影響と機能
高畑京也、陳希玉、田窪律子、渡瀬美樹、馬場直道、多田幹廊（岡山大学農学部）

7) ヒト胃ガン細胞の増殖に及ぼすカプサイシンおよびその代謝産物の影響
柳梨娜（蔚山大学食品栄養学科）
ハン　インソプ、金炳蔘（蔚山大学生物学科）
倉田忠男（お茶の水女子大学生活環境研究センター）

8) 脂肪過酸化およびタンパク質酸化的修飾に対する芳香性健医薬としても用いられる香辛料の抑制作用
戸田静男（関西鍼灸短期大学東洋医学基礎教室）

9) シソ科香辛料ローズマリー (Rosmarinus officinalis. L.)の抗酸化性発現について
井奥加奈、小坂恵子、冨田訓子、竹井よう子（大阪教育大・教育）
三浦加代子、中谷延二（大阪市大・生活科学）

10) 青ネギの体温上昇効果に関する研究
日比野岳、山崎正幸、大貫宏一郎、石原健吾、伏木亨（京大農学研究科応用生命科学専攻）

11) 食餌脂肪相違によるガーリックの投与がラットの体熱産生に及ぼす影響
尾井百合子、和田啓子、宍戸千秋、今福美香、岩井和夫（神戸女子大学家政学部）
小湊壌、西村昇二（理研化学工業（株））
河田照雄（京大農学研究科応用生命科学専攻）

12) ワサビ磨砕物の血小板凝集阻害物質：ω-メチルスルフェニルアルキルイソチオシアネート類の阻害機構について
林和寛、森光康次郎、大沢俊彦（明大農・応用生物）

13) ガーリックオイル、オニオンオイルがヒト急性前骨髄球性白血病細胞に及ぼす影響について
関泰一郎、辻健太郎、早戸由美、有賀豊彦（日本大学生物資源科学部）

14) 発がん予防物質 1'- Acetoxychavicol acetate のラジカル生成抑制作用と解毒酵素誘導能
村上明、豊田和男、小清水弘一（近大・生物理工）
中村宜督、鳥飼康二、大東肇（京大院農・応用生命科学）
田中卓二（金沢医大・第一病理）